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      ◆◇ 山の上のコチャ ◇◆
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【前回までのあらすじ】

 真夏の衝撃AAスペシャルC
――伝説! 東風谷3:78の全て――


コーチャ コーチャ コチャ やさかの子
遠い国からやってきた
コーチャ コーチャ コチャ かぜはふり
風雨に負けない女の子

ピョーンピョン スーカスカ
腋っていいな だしちゃお!
ドーンドン フーワフワ
神社はいいな こわしちゃお!

あの子をはふると 6面こないよ
ハーフハフチュッギュッ! ハーフハフチュッギュッ!
てながあしなーが おんばしらーの

コーチャ コーチャ コチャ やさかの子
微温い星からやってきた
コーチャ コーチャ コチャ ゆとり世代
明るすぎる女の子


霊夢「限界? 限界?」
早苗「ちょっと頭ひやそっか?」

 一本のレギュラーより、一回の伝説だった


      ,,,,,,pxxvxxg,,,,_
   ,,df(^"゛ g、    ^゚゚lq
  〈!   ,,dl゚゛   ./==x]t,,_
   ]l.__,,g[,,,,,,,,,,,,,,p4"   .l[^k
   ][「,,pr=t、`、  ____ .l[ ]
  g" ][_  ]!  ./「゚^゚9,,「n,,]   ←ミシャグジさま
 4゚ .。、.\イ   ゚lk ,,g[  .l]     (想像図)
 ]l. 〈^゚ltn4,,,,_        ]
 ヨ。. ゚ll._   ゚"9n......./ff  ]
  ヨ、.\q,,,,____   ,,gf゛ gl゚
   ^9nnxxxxx゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚xvtf"゛

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'  「結局このネタやるのかよ
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ   しかも、二番煎じだし」
  `k'_.〉`=' !つ
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

     ____r。,
   , '´ ⌒ヾ゚')
   i ( ( ) ) )ノ    「……わ、私はこの件に一切
  (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ     関知してませんからっ!!
   `(_i、'」(メi)
   <_/;:゙,;:':゙;ヽ,    あと、作者は
   ``i_ラi_ラ'´    全面的にはふっておきます」

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ
   | i.|ノリハノリ〉_    「私は基本的に
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノn   東風谷さんの味方ですよ」
 ゝ<,_,i`ハ´i,〕ツ
  `,し/~/:ハ
   `'ィ ァ~ィ ァ´
    T  T

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|    「新作出まくりの
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i    あんたが言っても
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/    説得力ないのよ」
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ     「え……えーと、この番組は
   | i.|ノリハノリ〉_    八坂神奈子、東風谷早苗
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノn   紅美鈴、魂魄妖夢、西行寺幽々子
 ゝ<,_,i`ハ´i,〕ツ     霧雨魔理沙、ルーミア
  `,し/~/:ハ      そしてわたくし、射命丸文…」
   `'ィ ァ~ィ ァ´
    T  T

    ,◎-‐◎
  __,"_____≡ゝ,_    「ただいまっ
   ,i 〈ルイ''lル〉
   ムiリ ゚ ヮ゚ノl〉     ってうわ
  ⊂「ンlヒ`'!〉」つ    なんだコレ
   ,く_ξ_,ォ'ゝ     人多いなっ!」
   `'ト_ハ_f"

   __i.\_/!_
  ゝ, "´⌒`ヽ     「この神社に?
   ノ.ノノノハノ〉〉      珍しいわね
 |\ルリ! ゚ ヮ゚ノ!      今夜は宴会なの?」
  \ k_(つ'i(つ
 ∠ ,く// i ゝ
   `!,ンィン"´

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ
   | i.|ノリハノリ〉_
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノn    「…に
 ゝ<,_,i`ハ´i,〕ツ      洩矢諏訪子とチルノを加えた
  `,し/~/:ハ       総勢10名による出演で
   `'ィ ァ~ィ ァ´      お送りしておりまーす☆」
    T  T

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|   「面倒くさいから一気に紹介したわ
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i   というか、もう部外者は帰れ」
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

     ____r。,
   , '´ ⌒ヾ゚')    「本編(かぐてんもこ)に出られないキャラへの
   i ( ( ) ) )ノ    せめてもの救済措置ですよ
  (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ
   `(_i、'」(メi)     舞台裏…屋根裏…
   <_/;:゙,;:':゙;ヽ,     知られざる物語(ロマン)……!」
   ``i_ラi_ラ'´

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'  「じゃあ私は
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ   早く帰らないとな
  `k'_.〉`=' !つ    出演予定だし」
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i   「え」
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉


・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
 《ケース3》   霧雨邸――霧雨魔理沙の場合。
・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・


       <´ \
     曰 /!><!ヽ
     | |  ' -―- ヽ
    ノ__丶ノノ 从从i) >
     ||水||ノノi;゚ ヮ゚ノ!!         「そんなわけで
  _ ||道||⊂<i.Hi>リつ凵       ちゃきちゃき頼むぜー」
  \ ||水||  . ̄ ̄ ̄ ̄\
  ||\`~~´  (<二:彡) \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
   .  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||

   ,..-─,ヘ-.、
  (,.r-/_@_r-i   i
  i ノルハノリノノ  ノ|        「『盗人猛々しい』とは
  ルl.リ_゚ ヮ゚ノリ (_,ノ         まさにこのことね」
   rX,_,i.∞i,〉
   <_/_,§! |〉
   `'-r_,ィ_ァ'

   _,、,,........_
  >,ゝ'-=-`.、
  i LLノハノリ」  ..::::.      「あっ
  |,i〈リ ゚ ヮ゚ノ」 ::: :::       起きていらしたんですね」
   (',_,i`:´i,〉 .::....::      (幽々子さまも人のこと
   ,し'/"「ゝ,..::::::         言えない気が……)
   `'!,フi,フ"´

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|     「分社云々の前に
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     あんたはここで盗ったもの
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/     返しなさいよ」
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

       _
     '´ ☆ ヽ
   / ,.'´  ̄ ヽ!
  丶  ノメノ ))〉          「ああっ! そうですよ
   ノノ.|i.゚ ヮ゚ノ!           紅魔館で盗んだものも返して下さい!
  ((⊂リi.._\_iリつ         私はそのせいでクビになったんですからー」
     /_||j
     `し'ノ

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'        「紅魔館のはもうないぜ
  ノレ§゚ ー゚ノiゝ         人里の質屋でとっくに
  `k'_.〉`=' !つ          換金しちゃったからな」
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

     ____r。,
   , '´ ⌒ヾ゚')
   i ( ( ) ) )ノ          「ジョルノ=ジョバーナ並みの
  (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ[]          手癖の悪さですね」
   `(_i、'」(メiつ|`)
   <_/;:゙,;:':゙;ヽ,
   ``i_ラi_ラ'´

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」      「あれ、魔理沙さんの後ろに
  i l §゚ ヮ゚ノi!      黄金の輝きが……」
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|     「いや、あんたは早く帰れ
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     今なら未だ買い戻せるかも
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/     しれないでしょ
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉      ――神秘『ヤマトトーラス』――」
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」      「へぶしっ!!」
  i l §゚ ヮ゚ノi!
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

     ____r。,
   , '´ ⌒ヾ゚')
   i ( ( ) ) )ノ      「美鈴さん
  (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ[]      お還りでーす」
   `(_i、'」(メiつ|`)
   <_/;:゙,;:':゙;ヽ,
   ``i_ラi_ラ'´

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ
   | i.|ノリハノリ〉_
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノn    「山の神様も
 ゝ<,_,i`ハ´i,〕ツ      『フレイヤ』並みの
  `,し/~/:ハ       キャラ掃討力があるといいですね」
   `'ィ ァ~ィ ァ´
    T  T

    ,◎-‐◎
  __,"_____≡ゝ,_    「なに? なに?
   ,i 〈ルイ''lル〉
   ムiリ ゚ ヮ゚ノl〉     何の話?」
  ⊂「ンlヒ`'!〉」つ
   ,く_ξ_,ォ'ゝ
   `'ト_ハ_f"

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'    「追悼を兼ねた
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ     一八話反省会だ」
  `k'_.〉`=' !つ
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|     「子供たちは
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     向こうで遊んでなさい
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ       話の邪魔よ」
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

      ___.、__,
    , '     `',y
    iリレノハノリノ)      「えー
    (ル、゚ ヮ゚ノ!)       宴会があるって聞いてきたのにー」
    ι,):∞:!っ
     '-u-u`

   __i.\_/!_
  ゝ, "´⌒`ヽ
   ノ.ノノノハノ〉〉    「子供扱いするなーー!」
 |\ルリ! ゚ ヮ゚ノ!
  \ k_(つ'i(つ
 ∠ ,く// i ゝ
   `!,ンィン"´

     ____r。,
   , '´ ⌒ヾ゚')
   i ( ( ) ) )ノ        「流石に現場は
  (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ[]        混沌としてきました…」
   `(_i、'」(メiつ|`)
   <_/;:゙,;:':゙;ヽ,
   ``i_ラi_ラ'´

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_    「仕方ないな
 ヽi <レノλノ)レ〉'     まあ私にもこの限界状況に多少の責任がある
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ
  `k'_.〉`=' !つ     ここで提案なんだが……」
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'     「この戦力で
  ノレ§゚ ー゚ノiゝ      『紅魔館を攻め落とす』ってのは
  `k'_.〉`=' !つ       どうだ?」
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、ガバッ
  i LレLハノリ」
  i l §゚ ヮ゚ノi!      「なんでそうなるんですかっ!」
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

   __i.\_/!_
  ゝ, "´⌒`ヽ
   ノ.ノノノハノ〉〉    「あ、生きてた」
 |\ルリ! ゚ ヮ゚ノ!
  \ k_(つ'i(つ
 ∠ ,く// i ゝ
   `!,ンィン"´

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'   「いや、ちょっと
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ    この前忍び込んだ時にどうしても
  `k'_.〉`=' !つ    盗み出せないものがあってだな…
   i_ノ'i! ̄i!>、    混乱に乗じればなんとか…」
   ~'i,ンT,ン"~

   _,、,,........_
  >,ゝ'-=-`.、
  i LLノハノリ」  ..::::.    「なんというか…
  |,i〈リ ゚ ヮ゚ノ」 ::: :::     思いっきり
   (',_,i`:´i,〉 .::....::     個人的な理由ですね」
   ,し'/"「ゝ,..::::::
   `'!,フi,フ"´

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|     「いえ、
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     悪くない話よ」
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

     ____r。,
   , '´ ⌒ヾ゚')
   i ( ( ) ) )ノ        「えええぇぇぇーーー!!
  (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ[]
   `(_i、'」(メiつ|`)        分社の話は…」
   <_/;:゙,;:':゙;ヽ,
   ``i_ラi_ラ'´

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,     「その件だけど、
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|     初心に帰って実力行使もやむ無し
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     と考えていたところよ
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ      正直、いちいち交渉するのは
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉     まどろっこしくなってきたわ」
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|     「『勝利して支配する』
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     という至ってシンプルな思想が
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/     本来の私だったわね……」
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ
   | i.|ノリハノリ〉_     「面白くなってきましたよ!
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノn
 ゝ<,_,i`ハ´i,〕ツ      それなら山の総力を挙げて
  `,し/~/:ハ       守矢神社を支援します」
   `'ィ ァ~ィ ァ´
    T  T

   ,..-─,ヘ-.、
  (,.r-/_@_r-i   i
  i ノルハノリノノ  ノ|    「妖夢、
  ルl.リ_゚ ヮ゚ノリ (_,ノ     私たちも行くわよ
   rX,_,i.∞i,〉        紅魔館には大量の美味珍味があるはず!」
   <_/_,§! |〉
   `'-r_,ィ_ァ'

   _,、,,........_
  >,ゝ'-=-`.、
  i LLノハノリ」  ..::::.    「本気ですかぁー
  |,i〈リ ゚ ヮ゚ノ」 ::: :::
   (',_,i`:´i,〉 .::....::    なんだか私には死相が見えるのですが…」
   ,し'/"「ゝ,..::::::
   `'!,フi,フ"´

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'     「そりゃあ
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ      もう死んでるからだろ」
  `k'_.〉`=' !つ
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」      「ちょっと……
  i l §゚ ヮ゚ノi!       落ち着いて下さいよみんな
  | k',_,i`\´i,〉       そもそも紅魔館が落とせると
  レ(,/`"i:|"|j        思っているのですか?」
   └i_,ィ_ァ'

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|     「あんたこそ
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     どっちの味方なのよ」
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」
  i l §゚ ヮ゚ノi!       「…………!」
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     「いまこそ、
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/      紅魔館でふんぞり返ってる連中に
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ       あんたの実力を思い知らせてやる機会だと
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉      思わないの?」
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」
  i l §゚ ヮ゚ノi!       「でも、私は…」
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

    ,◎-‐◎
  __,"_____≡ゝ,_    「なに? なに?
   ,i 〈ルイ''lル〉
   ムiリ ゚ ヮ゚ノl〉     何の話?」
  ⊂「ンlヒ`'!〉」つ
   ,く_ξ_,ォ'ゝ
   `'ト_ハ_f"

   __i.\_/!_
  ゝ, "´⌒`ヽ
   ノ.ノノノハノ〉〉    「リグルとみすちー
 |\ルリ! ゚ ヮ゚ノ!     連れてきたよー」
  \ k_(つ'i(つ
 ∠ ,く// i ゝ
   `!,ンィン"´

       ,、
    ____ /_/`
   , '   ´ ヽ
   i ,' ノリノレノ!〉
  〈i〈i*´ヮ`ノゝ     「うわぁ、何かいいなあ…
   /〈レ'.:.!(ヽ      この雰囲気……」
  .〈/〈,,_,,r,_,)!
   `´i_ンイノ

  ___ _
  ヽo,´-'─ 、
   r, "~~~~"ヽ
   i. ,'ノレノレ!レ〉
 __ '!从.゚ ヮ゚ノル ♪   「ちょっと騒がしいわよ!
 ゝン〈(つY_i(つ      ここには人間はいないの?」
  `,.く,§_,_,ゝ,
   ~i_ンイノ~´

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」
  i l §゚ ヮ゚ノi!       「私は……」
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

    ,◎-‐◎
  __,"_____≡ゝ,_    「なに? なに?
   ,i 〈ルイ''lル〉
   ムiリ ゚ ヮ゚ノl〉     何の話?」
  ⊂「ンlヒ`'!〉」つ
   ,く_ξ_,ォ'ゝ
   `'ト_ハ_f"

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ
   | i.|ノリハノリ〉_
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノn     「山からの
 ゝ<,_,i`ハ´i,〕ツ       増援でーす」
  `,し/~/:ハ
   `'ィ ァ~ィ ァ´
    T  T

    |ヽ
  ,____| |ィへ ___
  ヾツ| |´⌒`ヾ'゙
   i, | |ノ ノ ) ) )    「よくわかりませんが
   リ,| |i ゚ ヮ゚ノ_i     全力で自分の仕事をしようと思います!!」
    (O)__*i´*l
  ,ノ⌒<,、,、,、,`ー,'
  `'ー'`^i_フi_フ^´
      `´`´

    r‐‐z-、
   ;⌒)=〜ヘ^)
   ノィイノ ハ ) )θ    「おいおい
  (人リ.゚ ヮ゚ノメ /     フリーターの面接じゃないんだから……」
    〈tij`父')]つ
    ,(ノu'u'u;ヽ,
   ``l_ラl_ラ´´

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ
   | i.|ノリハノリ〉_
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノn     「まだまだ
 ゝ<,_,i`ハ´i,〕ツ       来ますよー♪」
  `,し/~/:ハ
   `'ィ ァ~ィ ァ´
    T  T

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」
  i l §゚ ヮ゚ノi!       「私……」
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

    ,◎-‐◎
  __,"_____≡ゝ,_    「なに? なに?
   ,i 〈ルイ''lル〉
   ムiリ ゚ ヮ゚ノl〉     何の話?
  ⊂「ンlヒ`'!〉」つ
   ,く_ξ_,ォ'ゝ     ねえ? ねえ?」
   `'ト_ハ_f"

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'   「でかしたぜ
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ     お前ら
  `k'_.〉`=' !つ     これで戦力的には
   i_ノ'i! ̄i!>、     何の問題もないはずだ」
   ~'i,ンT,ン"~

     ____r。,
   , '´ ⌒ヾ゚')
   i ( ( ) ) )ノ
  (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ[]     「そのうち美鈴は数えるのをやめた…」
   `(_i、'」(メiつ|`)
   <_/;:゙,;:':゙;ヽ,
   ``i_ラi_ラ'´

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」
  i l §゚ ヮ゚ノi!       「……」
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i     「…で
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/      あんたはどっち?
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ       因みに戦力はもう足りてるそうよ?」
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉

   , --─- 、
  ( ,..-ー☆ -'、
  i LレLハノリ」
  i l §゚ ヮ゚ノi!       「こちらで頑張らせていただきます!!」
  | k',_,i`\´i,〉
  レ(,/`"i:|"|j
   └i_,ィ_ァ'

   _,、,,........_
  >,ゝ'-=-`.、
  i LLノハノリ」  ..::::.      「なんだか、質より量って
  |,i〈リ ゚ ヮ゚ノ」 ::: :::       気がしないでもないですが
   (',_,i`:´i,〉 .::....::       この人数ならあっさり勝てそうですね」
   ,し'/"「ゝ,..:::::: 
   `'!,フi,フ"´

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_     「まあな
 ヽi <レノλノ)レ〉'
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ     カリスマ降下中のお嬢様と
  `k'_.〉`=' !つ      自機降格のメイド長と
   i_ノ'i! ̄i!>、      病弱薄幸の魔法使いなんか
   ~'i,ンT,ン"~      もはや敵じゃないぜ」

     ヘ
   イ"´ ̄`'ヽ
   | i.|ノリハノリ〉_
 ,ヘルlリ ゚ ヮ゚ノiiノn     「しかし、そこまでして霧雨さんが
 ゝ<,_,i`ハ´i,〕ツ       盗み出したいものって一体…・・?」
  `,し/~/:ハ
   `'ィ ァ~ィ ァ´
    T  T

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_       「ん?
 ヽi <レノλノ)レ〉'
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ        ……いや、
  `k'_.〉`=' !つ        こっちの話だ
   i_ノ'i! ̄i!>、        あまり気にするな」
   ~'i,ンT,ン"~


                 ・

                 ・

                 ・


                              ∧   〜紅魔館〜
                             / ∧ヘ
                              而而 |
                             |n l|√ |
                              鬥鬥l__∧___∧
                          。___|]] |三|]]三三/\ ∧
                           ∧三 l|__l三|]]三ー/:∵\|
                          I/厂|∧l|   | ̄ ̄ ̄丁二二「|
          ∧I               /|T¬「 ̄| [[| ロロロ [[| 凶凶l |
          [[[[|  ∧   __    | ll| ロ|| lll |]] | ロロロ [[| 凶凶l |
          |ii |  〕∧ニlヘ ̄II\. │ll| l|| lll |   | ロロロ [[| 凶凶l |
          {兀兀} 皿皿|ニニ|ー「[[[[|.| ll| l|| lll |   | ロロロ [[| WWl |
          |ii|l | f≦TTニニ|厄`:;':,'゙`:;':| l|| lll |   | ロロロ ::;'.;,',;::;:;'.`;::'、,,,
          |ii| l|,':;`:;'::|│,ロl|,':;`:;': ;,',';,',;:;::;'.;,',;::;:;'.`;,',;::;'.::;'.;,',;::;'`;,',;::;'.`;,',:;'.`;,',.
      ,:;;,',.;::;'::;'.``",':;`:;'::;;;`;`:;'::;;;  ;,',;::;'.;,',;::;'`;,',;::;'.,;::;'`;,',`;,',;::;'::;'.;,';::;'.;,';::;'.`;,',;:
      ´',:;,',.;:.;::;',:;:;'.`',:;,,:;;::;',;::;'`;,',;::'.;'.;,',;::;'.,``;:;'::;'.;;,',;:´',;::;'.``,',;::;'`;,',;::;'.`;,',;;'.`;,',;::..


    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」=== イ
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ      「咲夜、
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',     あの『魔理沙』は本当に
  .i   >〈(つ,i!と)  i     ここに来るのかしら?」
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ
      `゙r_,ィ_ァ゙´

     ,ィ^i^!i
    ,レ ⌒ ヽ      「ええ、お嬢様
    彡iノノlノリミ      間違いありません
    ソリ! ゚ ー゚ノ!      私たちがこうしてここに待機していれば
     し<{H}>      今すぐにでも駆けつけてくるでしょう」
    く/_i|_i|〉
      し'ノ

     ,.ィrーr 、
   y' "´ ̄`'ヽ        「今回、あの『ネズミ』は重大な失敗を犯した
.   ノ   くノノ))ゝ       現場に証拠品を残すという致命的なミスを
   ルi,,,,リ§゚-ノ
    'k'_,i{X l}〈つ[|三>   もっとも、彼女に限っては証拠もへったくれも
    /'/_ハ.ゝ、        ないのですが……」
     `'ト_ノ'ト,ノ"

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」= == イ      「つまり、
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ      その落し物…『証拠品』が
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',      彼奴にとって『掛け替えのないもの』だった
  .i   >〈(つ,i!と)  i      そういうことね?」
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ
      `゙r_,ィ_ァ゙´

   ,.ィ ーrーr 、
  y' "´ ̄`'ヽ
  .ノくノノ人リ))ゝ
  ルi§゚ ヮ゚ノ§         「『これ』を取り戻すためなら
   'k'_,i`ム'_i〈つ[|三>     彼女はどんな手でも使ってくるでしょう
   ,し'/_ハ.ゝ、         それこそ、援軍を率いて乗り込んでくるやも
   `'ト_ノ'ト,ノ"           しれません」

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」=== イ
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ      「ふーん
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',      でもまあ関係ないけどね
  .i   >〈(つ,i!と)  i      私は『暇潰し』ができればいい
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ      ただそれだけ」
      `゙r_,ィ_ァ゙´

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」= == イ       「ところで咲夜、
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ       兵の配置はどうなっているのかしら」
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ', 
  .i   >〈(つ,i!と)  i
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ
      `゙r_,ィ_ァ゙´

   ,.ィ ーrーr 、
  y' "´ ̄`'ヽ
  .ノくノノ人リ))ゝ         「はい
  ルi§゚ ヮ゚ノ§          総員既に戦闘配置についております。
   'k'_,i`ム'_i〈つ
   ,し'/_ハ.ゝ、
   `'ト_ノ'ト,ノ"

      ___
    , '"  `ヽ,
    ! ノ)ノ)ノ)ノ),)
   ル.リi ゚ ヮ゚ノ( ∬⌒ヽ.,     『風見&メディスン』率いるフワラリー部隊は正門を、
    ,く_i#lÅliつ=∬    `>
   (ン#/i#i#iゝ  ∬ ,. ' ´
     ~i'_ィ,ァ~   ~"

    *、
   ,.'- ─`'-、
  く ,. - ─'-、!
  i゙ ルノイノハ(
  ハyイ゚ ヮ゚ノイ          『プリズムリバーwithレティ』遊撃隊は上空を、
  ).7Y)`:´lフ
   (ン/`ハ'ヘ!
   `'-i'_ィ,ァ┘

    .、,_-, ヘ-、,、
   ._y=ヘ山ヘ=y
   《l_》(((`)))i》 ,,ヘ      『四季&小町』率いる彼岸組は中庭・館外周を、
   .ノ|イi| ゚ -゚ノiリゝ.||閻|
   `メ(_.》_8_》_)つ||魔|
    (ン‐-ixi-ヽ  ` ̄
    ``i_ラi_ラ´

   r,ヘ──- ,ヘ_
  rγー=ー=ノ)yン´
   `i Lノノハノ」_〉
   |l |i| ゚ - ゚ノi|         『パチュリー』様率いる小悪魔師団はエントランス・本館・図書館を、
   !γリi.ハiリ,i
   |,( ll」i l i_|」
   └'i,_ィ_ァ┘

  く|   ,..-──-ヘ/i |>
 <>ヽ、,'y,..-=== y__」/<>
  <>〈`'γ ノノハノノハノ<>
   .<>ゝノルリ ゚ ヮ゚ノ!|ノ<>   『フランドール』様にはこの玉座に通じる大階段を、
     <>' 〈(つyiつリ>
       ,く/_!__」>,
        `ト,ノ~トノ"

   ,.ィ ーrーr 、
  y' "´ ̄`'ヽ
  .ノくノノ人リ))ゝ         私、『十六夜』は分館の管制塔に待機し
  ルi§゚ ヮ゚ノ§         それぞれに指示を出す手筈になっております」
   'k'_,i`ム'_i〈つ[|三>
   ,し'/_ハ.ゝ、
   `'ト_ノ'ト,ノ"

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」= == イ       「なるほどー
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ       【TH×SH】とかで色々共演したコネが
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',       生きたわね
  .i   >〈(つ,i!と)  i      もっとも、こんな大勢要らないんじゃない?
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ      私とフランで十分な位よ」
      `゙r_,ィ_ァ゙´

   ,.ィ ーrーr 、
  y' "´ ̄`'ヽ        「確かに、風見は『強い奴と戦う』
  .ノくノノ人リ))ゝ        四季は『不法入国者の一斉取締り』という
  ルi§゚ ヮ゚ノ§        名目で以って紅魔館に与しています
   'k'_,i`ム'_i〈つ[|三>    戦闘に乗じてお嬢様の寝首を掻く可能性も
   ,し'/_ハ.ゝ、        否定できません」
   `'ト_ノ'ト,ノ"

    ,ヘ/L──- 、     「それもまた面白そうね♪
    Lニ)r_」=== イ
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ     でも杞憂よ
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',     だから貴女は彼奴らをこの玉座から
  .i   >〈(つ,i!と)  i     遠ざけて配置したんでしょ」
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ
      `゙r_,ィ_ァ゙´

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」= == イ      「第一、寝首を掻くなんて不可能よ
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',     今からここは『不夜城』に
  .i   >〈(つ,i!と)  i      なるんだから……!
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ       ねえ、霊夢?」
      `゙r_,ィ_ァ゙´

  .「^ヽ,ry'^i
  ,ゝ"´ ⌒`ヽ
 くi Lノノハノ)」        「私は今回何もしないつもりよ
  λ.[i ゚ ヮ゚ノi!        たまたま魔理沙に付き合って
  レ',ヘ.i`ム'」つ旦~      巻き込まれただけ」
  ,く_,//T.iλ 
  "ーr_,t_ァ'" 

  .「^ヽ,ry'^i
  ,ゝ"´ ⌒`ヽ       「…全く、幻想郷オールスターじゃない
 くi Lノノハノ)」 
  λ.[i ゚ ヮ゚ノi!       一個大隊の兵隊を率いて
  レ',ヘ.i`ム'」つ旦~     あんたは一体何をするつもりよ、レミリア」
  ,く_,//T.iλ
  "ーr_,t_ァ'"

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」= == イ    「私の目的? ふふ、目的か巫女殿
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ    目的……、
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',    ……目的?
  .i   >〈(つ,i!と)  i
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ    いや、特にない…かな……?」
      `゙r_,ィ_ァ゙´

   ,.ィ ーrーr 、
  y' "´ ̄`'ヽ
  .ノくノノ人リ))ゝ
  ルi§゚ ヮ゚ノ§       「お嬢様…
   'k'_,i`ム'_i〈つ[|三>   またカリスマが下がってますよ
   ,し'/_ハ.ゝ、       早くグレイズを…」
   `'ト_ノ'ト,ノ"

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」= == イ     「五月蠅いわねえ
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',    そういえば美鈴を見ないけど
  .i   >〈(つ,i!と)  i    あの子は何処でサボってるのよ」
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ
      `゙r_,ィ_ァ゙´

   ,.ィ ーrーr 、
  y' "´ ̄`'ヽ
  .ノくノノ人リ))ゝ       「美鈴には暇を出しておきました
  ルi§゚ ヮ゚ノ§
   'k'_,i`ム'_i〈つ[|三>   ハッキリ言ってこの戦いには
   ,し'/_ハ.ゝ、       ついていけそうにないので」
   `'ト_ノ'ト,ノ"

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」= == イ     「そうそう、あの場面の天心飯には
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ     殺意が湧くわね
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',
  .i   >〈(つ,i!と)  i    咲夜、それはきっと優しさでは
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ    ないのよ……
      `゙r_,ィ_ァ゙´      餃子だって戦って死ぬのが本望だったはず…」

  .「^ヽ,ry'^i
  ,ゝ"´ ⌒`ヽ 
 くi Lノノハノ)」       「もうカリスマのカケラもないわね…
  λ.[i ゚ ヮ゚ノi!
  レ',ヘ.i`ム'」つ旦~     本当にこいつら大丈夫かしら……?」
  ,く_,//T.iλ
  "ーr_,t_ァ'"


                 ・

                 ・

                 ・


  〜守矢神社〜

     ,、ィyァ,、
     ァ,'^⌒^ヽ
     lil(_(ノリ))_)
     リ、!.゚ ヮ゚ノリ、    「とおちゃく〜」
     (,〉,>リ<i,)、
    ,(ン、ハハ@ヽ
    ``''l.ツl.ツ''´

   ,..-─.-、
   ,(,ィモr〜k)
  ~.(^(ノメハノ) )~
  (ハ( ゚ ヮ゚ノl(      「一番乗り……じゃない!?」
   >,Y_iHi)<
   <_/ '、__,),>
   `'-r_ァィ_ァ'

    _,...>Xrx
   ,ノ´ ⌒~^ヽ
  (ノ(( ノノハノ)     「穣子ちゃん…
  (ハノ_゚ ヮ゚ノl )     お姉ちゃんを置いていかないで……」
   /Y_`Y‐l,〉
   (ン'´'' ̄`ヽ,
   ~^.i_ソi_ソ^~

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ      「これで役者は揃ったな
  `k'_.〉`=' !つ       よし、紅魔館向けて出発だ!!」
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_
 ヽi <レノλノ)レ〉'
  ノレ§゚ ー゚ノiゝ      「ん…
  `k'_.〉`=' !つ       誰か忘れてる気が……」
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~


                 ・

                 ・

                 ・


       |                 〜マーガトロイド邸〜
       |
      _,........,_
    , ´,.-== ,ヽ
    i (ノノλノ)リ
    ルイ) ´ -`ノ)
      /フニつヽヽ
    くク/_入⌒)`)─────────────────
    /
  ./


                 ・

                 ・

                 ・


  〜紅魔館〜

    ,ヘ/L──- 、
    Lニ)r_」=== イ
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ     「さあ、
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ',     何時でも来なさい魔理沙
  .i   >〈(つ,i!と)  i
   vヘγk´_/___i,ゝヘノ     夜に羊を数えられなく
      `゙r_,ィ_ァ゙´       してあげるわ…」

     ,ィ^i^!i
    ,レ ⌒ ヽ
    彡iノノlノリミ        「お嬢様
    ソリ! ゚ ー゚ノ!        意味がわかりません」
     し<{H}>
    く/_i|_i|〉
      し'ノ

                 ・

                 ・

                 ・


  〜守矢神社〜

     ____r。,
   , '´ ⌒ヾ゚')
   i ( ( ) ) )ノ
  (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ[]     「紅魔館の次は博麗神社ですよー
   `(_i、'」(メiつ|`)    みなさん、気合入れていきましょうね!!」
   <_/;:゙,;:':゙;ヽ,
   ``i_ラi_ラ'´

   ______
  ´>  `ヽ、
 _,.'-=[><]=.,_      「おうよ!
 ヽi <レノλノ)レ〉'
  ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ       ガンガン行こうぜ!」
  `k'_.〉`=' !つ
   i_ノ'i! ̄i!>、
   ~'i,ンT,ン"~

     ___ __ ___
   ,__´l___l___l___l`__、
  ,_'__,´〈〉_r、...._〈〉`ヽ_ヽ,
 /__/〈〉ノ*'´`l⌒ヽ〈〉 i___|     「さあ、戦争よ
 i___|〈〉( ( ノ ハノ ))〈〉|___i
  i___i (( ハ ゚ - ゚ノハ) /__/     『敵は紅魔館にあり』
  ' ,_>、_(,_i+○+l,)_,<_ノ
  〈〉'ー,(ン´  ̄ `ヽ,‐' 〈〉     そして、これはきっと私たちの天王山になる…」
  〈〉  '〜r_ァr_ァ〜'  〈〉


                 ・

                 ・

                 ・


・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
 《ケース4》  紅魔館――レミリア・スカーレットの場合。
・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・


  〜紅魔館(正門)〜

l__l__l_|:::::|_|:::::|__トl|_|レ|'‐┬‐'―,. -rーr- 、‐'ー┬ートl|_|レ|__|:::::|_|:::::|_l__l__l
_l__l_____|:::::|_|:::::|__トl|_|レ|―'―/>┴┴<\_'_トl|_|レ|__|:::::|_|:::::|_____l__l_
l__l__l_|:::::|_|:::::|__トl|_|レ|>、ー/У    |    ∨゙,ーァ<トl|_|レ|__|:::::|_|:::::|_l__l__l
_l__l_____|:::::|_|:::::|__トl|_|レ|〕」__l」 |c_c_|_c_c| l」__「〔トl|_|レ|__|:::::|_|:::::|_____l__l_
l__l__l_|:::::|_|:::::|__トl|_|レ|_l」__l」 |     |     | l」__l」_トl|_|レ|__|:::::|_|:::::|_l__l__l
_l__l_____l_|_l_|__トl|_|レ|_l」__l」 |[二二|二二]| l」__l」_トl|_|レ|__l_|_l_|_____l__l_
l__l__l__l__トl|_|レ|_l」__l」 |c_c_|_c_c| l」__l」_トl|_|レ|__l__l__l__l
_l__l__l__l_トl|_|レ|_l」__l」 |     |     | l」__l」_トl|_|レ|_l__l__l__l_
l__l__l__l__トl|_|レ|_l」__l」_|___|___|_l」__l」_トl|_|レ|__l__l__l__l
_l__l__l__l_トl|_|レ|_l」__l」 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l」__l」_トl|_|レ|_l__l__l__l_
l__l__l__l__トl|_|レ|_|  |            |  |_トl|_|レ|__l__l__l__l
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                       |r─| ̄ ̄厂 ̄厂 ̄|─r|
                 └―' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄''ー┘


――夕方、

天子と輝夜が妹紅に会っている時刻。


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